【S&P500】に投資したい!気になる今後は?

分析

Standard & Poor’s 500 Stock Index」頭文字をとって、S&P500

S&P500はダウ平均株価と並ぶアメリカを代表する株価指数です。

夕方のニュース番組で最後にドル円の為替相場、日経平均株価、ダウ平均株価のマーケット情報が流れるところを見たことがある人も多いと思います。これは自国通貨、自国を代表する株価指数であり、経済の世界基準となるアメリカ通貨、アメリカを代表する株価指数が重要であるから情報として発信されます。

S&P500とは

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が発表している株価指数です。構成銘柄はニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している500社。
構成基準は主要産業の主要企業をカバーすることを目指すとあり、具体的には
・米国企業であること
・時価総額が 53 億ドル以上あること
・流動性が高く、浮動株が発行済株式総数の 50% 以上あること
・4 四半期連続で黒字の利益を維持していることが条件となります

勢いのある企業で構成するということでしょうか、2020年末にテスラ(NASDAQ:電気自動車)が組み入れられたことが話題となりました。

S&P500の魅力

S&P500の魅力は何といってもその成長率にあります。

まずはS&P500の1990年からのチャートをご覧ください。

S&P500の1990年からのチャート
S&P500 1990~2021チャート推移

1990年300ドル程度だった株価は、2021年4月現在4,000ドルを超えてますこの30年間で13倍にもなっています。特に直近の上昇率が目覚ましく、2~3年おきに1,000ドル上昇しています。
これだけ急騰すれば、S&P500に注目が集まり魅力的に映るのも納得できます。

世界時価総額ランキングとS&P500の構成上位10銘柄
2021年3月時点の世界時価総額ランキングとS&P500の構成上位10銘柄を比較してみます。S&P500の上位7銘柄が世界時価総額ランキングのアメリカ企業で構成されているのがわかります。S&P500が勢いのある企業を組み替えながら株価指数を上げている理由がよくわかります。

世界時価総額ランキング(2021年)
ランク企業名国名
1アップルアメリカ
2サウジアラムコサウジアラビア
3マイクロソフトアメリカ
4アマゾンアメリカ
5アルファベットアメリカ
6フェイスブックアメリカ
7テンセント中国
8テスラアメリカ
9アリババ中国
10バークシャー・ハサウェイアメリカ
S&P500構成上位10銘柄
構成ランク企業名
1アップル
2マイクロソフト
3アマゾン
4アルファベット
5フェイスブック
6テスラ
7バークシャー・ハサウェイ
8ビザ
9JPモルガン
10ジョンソン・エンド・ジョンソン

S&P500へ投資

S&P500は米国企業500社から成る株価指数です。S&P500へ投資するには証券会社から「ETFの購入」もしくは「投資信託の購入」があります。

ETF・投資信託と株式の大きな違いは信託報酬があることです。信託報酬とは運用してもらうための手数料だと思ってください。購入価格に対して年間1%前後かかります。

ETFは投資信託の一部なので、さほど変わりはありませんが違いをまとめたのでご覧ください。

  ETF 投資信託
上場・非上場 上場 非上場
購入場所 証券会社 証券会社・銀行
購入方法 証券会社を通じ、市場で指値/成行注文で取得(株式と同じ方法) 販売会社を通じ基準価格をもとに購入価格を算出して購入
価格 リアルタイムで変動 1日1回算出される基準価格
費用 購入 証券会社で定められた販売手数料 購入価格の0~4%
売却・解約 証券会社で定められた販売手数料 信託財産留保額や換金手数料がかかる場合がある
信託報酬 0.1%~1% 0.5%~3%

個人で株式を購入するリスクを考えるとETFや投資信託でプロに任せる運用もひとつの選択肢です。

勢いのある企業を組み替えながら株価指数が上がっているS&P500はこれからも期待されることでしょう。

S&P500の今後

4,000ドルを超えたS&P500ですが、今後はどこへ向かうのか?

上なのか下なのか?気になるところです。

現在のVIX指数が15~25で推移しています。このことからインフレ懸念による下落はありますが、一般的な見方としては4500ドルを目指す展開になるのではないでしょうか。

ドットコムバブル(2000年)、リーマンショック(2008年)時の落込みが無い限り、2021年~2022年までには上昇する見込みがたちます。

理由としてはアメリカ経済成長率(約6%)や4兆ドル規模のインフラ計画を考えるとまだまだ上昇する見込みは十分にあります。

そして現在のところ、これ以上FRBが金利を引き上げる可能性[※1]も低いと思います。株式市場が好調だと上げる可能性もありますが、コロナ禍の状況で雇用統計の数値も良くなければ金利引き上げはできないでしょう。

[※1]:FRB政策金利

2020年3月以降0.25%を推移している。FRBの政策金利発表は影響力があるので世界中から注目されています。その日以降の株式や為替に大きく影響するので興味がある方は注目してみてください。

総合的に見ると、まだまだ株式市場に有利な展開が続きそうです。

タイトルとURLをコピーしました