世界経済の中心、アメリカ。
GAFAなど世界的企業が上場しているニューヨーク証券取引所が有名です。日本人でもアメリカ企業へ投資は可能でして日本の証券会社から株を買う事が出来ます。ここでは米国株のメリットや米国株についてまとめた記事を簡単に紹介します。
米国株のメリット①<経済成長>
株を買うからには上がってもらわなければ困ります。米国の株価は中長期で見ると右肩上がりをしています。米国株(ダウ平均株価)と日本株(日経平均株価)を比較すると一目瞭然です。


1990年から2020年の約30年間のダウ平均と日経平均の株価推移です。
1990年4月のダウ平均は約2,650ドルです。2021年のダウ平均は35,000ドルを超えました。この30年で株価は13倍にもなりました。対する日経平均は1990年4月が約29,500円。(日経平均の最高値は1989年大納会に付けた38,957円)2021年にようやく30,000円を31年振りに超えてニュースになりました。つまり30年前と比べると株価がほとんど変わっていません。このように株価推移で見ると米国株はいつ買っても保有していれば右肩上がりの経済成長によって株価上昇が証明されています。
米国株のメリット②<小額投資>
米国株は1株から購入できます。日本株は原則100株から購入します。(現在はネット証券を中心に1株から購入も可能ですが、銘柄が限定されたりとデメリットもあるので注意が必要です)小額投資が可能なので株価が高いAmazon、アルファベット(Google)、テスラ等購入もでき、分散投資も出来ます。
米国株のメリット③ <株主還元>
アメリカ企業は株主を重視した経営特徴があります。これは会社は株主のモノであるという意味が強く株主を重視しない経営者は失格の烙印を押され解任されることもあるためです。そのため米国株(企業)の配当は高い傾向があります。さらに日本株には少ない年4回の配当を取っている企業がほとんどです。日本株の年2回に比べて配当が4回あると配当が入ってくる度に株を保有している実感がわきます。
GAFAだけじゃない!世界的有名企業の株価
AT&T
アメリカ最大の通信大手。ここ数年は30ドル前後の株価を遷移している。魅力は何といっても高配当(2021年7月現在の配当は年間2.08ドル:利回り約7%)高配当を維持している限り株価も安定しているので日本人で購入している人も多い。

ファイザー
研究開発の世界的医薬品会社。コロナワクチンでも有名で日本はファイザー社と2021年中に1億9400万回分の供給契約に合意。配当が年間3%を超えているので日本企業と比べると利回りは高い部類に入る。2021年7月現在の配当は年間1.56ドル。

ウォルト・ディズニー
言わずと知れたディズニーランドの会社。テーマパーク、アニメ、リゾートなど世界的エンタテイメント企業。日本のディズニーランド(ディズニーリゾート)はオリエンタルランド(東証1部:4667)が ウォルト・ディズニーとのライセンス契約により運営されている。

テスラ
電気自動車の開発から製造、販売会社。電気自動車と同じくらい有名なのがCEOのイーロン・マスク。宇宙開発企業スペースX(未上場)、ビットコインの所有やそれに関わるツイートでも話題になる。一時期イーロン・マスクの資産額が世界一位になったこともある。
